Claude Codeで企業サイトを爆速開発した話 — 実案件での活用レポート
はじめに
当社では2025年から、Web制作の開発フローにClaude Codeを本格導入しています。この記事では、実際の企業サイト制作でClaude Codeをどう活用し、何が変わったかを正直に書きます。
Claude Codeを開発に導入した理由
コーディングの速度を上げたかった。それだけです。
デザインが確定した後のコーディング工程は、やることが明確な割に時間がかかる。特にレスポンシブ対応やアニメーション実装は、手作業で書くと地味に時間を食います。ここをAIに任せられれば、その分を設計やデザインの質を高める時間に使える。
実際の使い方
コンポーネント実装
デザインカンプをもとに「このデザインのReactコンポーネントを作って」と指示すると、Tailwind CSSを使ったコンポーネントが生成されます。そのまま使えることもあれば、微調整が必要なこともある。感覚としては 7割は一発でOK、3割は手直しが必要 というところ。
SEO対策の実装
メタタグ、構造化データ(JSON-LD)、サイトマップの生成など、SEO関連の定型的な実装はClaude Codeが得意な領域です。generateMetadataの実装やJSON-LDのスキーマ定義は、ほぼノータッチで正しいコードが出てきます。
アニメーション実装
Framer MotionやIntersection Observer APIを使ったスクロールアニメーションの実装も、意図を伝えれば的確なコードが返ってきます。「ブロックリビールアニメーション」「文字のスタガーアニメーション」のような演出も、プロンプト一つで実装できるのは大きい。
注意すべきポイント
1. CLAUDE.mdは必須
プロジェクトのルールや使用技術をCLAUDE.mdに書いておかないと、AIが見当違いのコードを書くことがあります。「Next.js App Routerを使っている」「Tailwind CSS v4を使っている」「日本語サイトである」といった基本情報は必ず記載。
2. 生成コードのレビューは絶対に省略しない
AIが書いたコードをそのままデプロイするのは危険。特にセキュリティ関連(サニタイズ、CORS、認証)は必ず人間の目で確認します。
3. デザインの「意図」を言語化する
「かっこよくして」では良いコードは出ません。「余白を広めに取って、letter-spacingを0.06emに設定して、ホバー時にopacity 0.7にする」のように具体的に指示する必要があります。
開発速度の変化
従来のフロー(手書きコーディング)と比較して、以下のような変化がありました。
- コーディング工程:約60%短縮
- SEO実装:約80%短縮
- レスポンシブ対応:約50%短縮
- 全体の開発期間:約40%短縮
ただし、短縮した時間の一部はコードレビューに充てています。差し引きでも、トータルの開発効率は確実に上がっています。
まとめ
Claude Codeは「コーディングを自動化するツール」ではなく「開発者の思考を加速するツール」です。使いこなすにはそれなりの開発知識が必要ですが、上手く使えば制作の質とスピードの両方を引き上げられます。
当社では今後もClaude Codeを活用しながら、お客様により良いサイトをより早くお届けできる体制を強化していきます。
Written by
Swaaab編集部
広島を拠点に、AI開発・DX支援・Web制作を手がけるSwaaab株式会社の編集チーム。現場で得た知見をもとに、実践的な情報を発信しています。